クルーズ船内はバリアフリー
客船旅行は車いすの方にも優しい旅行形態

仕事やプライベートで年に数回クルーズに出かけますが、車いすで乗船されている方をよく見かけます。

というのも最近のクルーズ客船船内はバリアフリーになっているんです。各階の移動はエレベーターでできますし、シアターやレストランには車椅子専用の方のスペースも確保されています。

車いすを利用の方やお体が不自由な方にも優しいおすすめの旅行がクルーズです。



車いすでもクルーズ旅行に参加できます

クルーズ旅行は船自体が移動して翌朝には寄港地に着くので、通常の旅行のような移動の負担が全くありません。

荷物も一度荷解きしてしまえば下船までは客室が自分の家のようなものですから、出し入れする必要もなく有意義な時間を過ごすことができます。

車いす専用の方の客室もあり
・移動距離が少なくなるようエレベーターに近い
・客室内は移動しやすいようスペースが広く取られている
・段差もなく調度品位置も低めに置かれている
・シャワーチェアも置いてる

などの特徴があります。また万が一の緊急事態の場合も訓練を受けたしっかりクルーがサポートしてくれます。

クルーズ客船は言ってみれば海に浮かぶ一つの町です。その中にはレストラン・カフェ・シアター・ショップ・診療所など生活に必要な施設は一通り揃っています。

それらがギュッと凝縮して船内にありますから移動も比較的楽です。疲れたら客室へ戻って休憩することもできるので体力に自信のない方もゆっくりと自分のペースで楽しむことができます。

特別な費用が発生するという事もありませんし、船会社としては可能な限りの(勿論できうる範囲で)善良なる管理注意義務を持って対応してくれます。



車いすでクルーズに参加する際の注意点

客船は車いすや体の不自由な方も楽しむことができる旅行です。

ただし、参加条件としてたいてい「車いすをご利用の場合は介護できる同行者がいること」といったものがあります。ここらへんの規約はパンフレットに必ず記載されているので申し込みの際に必ずご確認ください。または申込時に旅行代理店の方に不明な点・心配な点があれば全て聞いて見ることです。

それから寄港地によっては上陸用のテンダーボート(通船)を使用するような場合、当日の天候や・波、状況によっては上陸が難しいと判断されることがあるかもしれません(通船寄港地では安全面で下船お断りという船会社もあります)。

また旅行業法では数年前に、お客様は事前に特別な配慮を必要な場合には事前に申し出なければならなくなっているのでその点も注意が必要ですね。

車いすに対応した客室は限りがあるので早めに予約されることをおすすめします。

以下に主要なクルーズ会社の車いすに関するページをまとめたのでぜひチェックしてみてください。