一度は利用してみたい!
クルーズ船の有料レストランのすすめ

クルーズの大きな楽しみといえば食事。通常の豪華客船なら

・モーニングティー
・朝食
・昼食
・アフターヌーンティー
・夕食
・夜食

と大体1日6食程提供されます。しかもこれらの食事代はクルーズ料金に予め含まれていて全て食べ放題。

しかし、最近は別途有料レストランを設けている船が数多くでてきました。これは乗客も船会社も船旅の中でも食事を立派なクルーズ体験の一つとして見ている証拠でもあります。

長期クルーズになるほど毎日同じレストランで食事をしていると飽きが来てしまうものです。たまにはレストランを替えていつもとは違った食事を食べたくなります。

次回のクルーズではぜひ一度有料レストランも試してみてください。



有料レストランでも食事もおすすめのクルーズ体験

カジュアル~ラグジュアリー船には必ず有料レストランが設けられています(一部の船ではスペシャリティレストランと呼ばれることもあります)。

多くの船では有料レストランでは世界的にもよく知られている有名シェフ監修の料理を提供しています。例えば、セレブリティ・クルーズはミシュラン三つ星レストランや世界一予約の取れないレストランと呼ばれていたスペインの「エル・ブジ」なでで名を奮ったシェフのコーネリアス・ギャラガー氏、プリンセス・クルーズは同じくミシュラン3つ星人気シェフのエマニュエル・ルノー氏やリチャード・チェン氏と提携する広東料理も。

中にはシルバーシー・クルーズのように乗船180日から予約を受け付けるスペシャリティレストランも。

・フランス料理
・グリルレストラン
・ステーキハウス
・寿司レストラン
・鉄板焼き
・中華料理

などは有料レストランとしてはメジャーなところでしょう。

意外と有料レストランを利用される乗客の方も多く、通常のレストランばかりでは飽きがくるのかクルーズ中盤~終盤に向け予約がたくさん入るようになります。

なので一番オススメなのは乗船初日・2日あたりの初めの方に予約を取ってしまうことです。予約者も少ないのでレストランでの待ち時間も少なく落ち着いて食事を楽しむことができます。

なお、10万トンを超えるメガシップになると有料レストランだけでも10施設以上とかになるのであまり混雑の心配する必要はなさそうです。



日本船は無料で有料レストラン級の食事を食べることができる

ただ、飛鳥2・にっぽん丸・ぱしふぃっくびいなすといった日本船籍の豪華客船は普通の食事が他の船でいう有料レストラン並の料理になり、有料レストランというものがありません(一部の船では有料の寿司レストランが有)。

イメージ的には和食は高級旅館での食事・洋食は高級レストランの食事といった感じです。

そういう意味では最高級の食事を毎回楽しめる日本船は意外とリーゾナブルなクルーズ代金に設定されているのかもしれません。

基本的にクルーズ料金に比例して食事のクオリティが決まってきます。乗船料金が安い分、それなりの食事のクオリティになってしまうのはしょうがありません。

かと言って毎回毎回最高級の食事を食べないと気がすまないということもないでしょうから、格安クルーズに乗りながらたまに有料レストランを利用するというスタイルであれば、お財布にも優しく満足できるクルーズ体験ができるのはないでしょうか。