【連載】在住ライターがオススメするドバイ最新情報vol.09
「ドバイ オペラ」

ラマダン中のドバイから、こんにちは。

ムスリムにとって1年で最も神聖なお祭り、ラマダンが5月27日から始まりました。 期間中、ムスリムは日の出から日没まで断食を行います。

次回の記事で、ラマダン中の街の様子や注意しておきたいことなどをお伝えしたいと思います。


さて、第9回目は
「ドバイの中心で舞台芸術鑑賞を! ドバイ オペラ」をお伝えします。


アラビア海を行き来する伝統的な木造船、ダウ船をモチーフにしたこちらのドバイ オペラ。

昨年2016年8月31日に華やかにオープンしました。


(ドバイ政府観光局公式HPより)



場所はドバイの中心であるダウンタウン、ブルジュ・ハリファやドバイモールのすぐ側です。



さて、ラマダン前の週末、我が家の上の子(小学校低学年)と私で、数多くのミュージカルをヒットさせた、キャメロン・マッキントッシュ手掛ける、ミュージカル「メリー・ポピンズ」のマチネショーへ行ってきました。


半年前に公演の予定を知ってから、子供達にメリー・ポピンズを観せたいと思っていたので、この日をとても楽しみにしていました。

こちらでは、演目にもよりますが、2歳からチケット(ほとんどのショーで子供料金の設定は無し)を購入すれば観劇できます。

できれば、2歳の下の子も一緒に家族で観劇したかったのですが、前回「くるみ割り人形」をこちらで観劇した際、楽しくお話しを始めてしまったり、自分も踊りたくなってしまったり。 と、いくら子供の多い演目、そしてマチネショーと言えど、気が引け、私と下の子のみ中座してしまったのでした。

劇場の外には、我が子同様中座した2歳代の子供達数人が、お父さんかお母さんに連れられて、遊んでいて… やはり2歳代には未だ難しいのかな、という印象が強かったので、今回は下の子は夫に託したのでした。




舞台もオーケストラも近いので一体感を味わえる!






さて、こちらのドバイ オペラ、欧州の国立劇場などと比べると、伝統や格式という面では劣るのでしょうが、こちらはドバイらしいモダンな作りで、劇場内は比較的コンパクト。 ですので、生のオーケストラや台詞の一言一句が、会場の一体感とともに、とても心に染みるのです。



ショーはまさにSupercalifragilisticexpialidocious!

メリー・ポピンズが空を飛んだり、バートが天井を歩いたり、舞台装置に驚き、そして魔法にかかった3時間でした。



さて、公演前や休憩時間に、軽食やドリンクが頂ける開放感あるバーカウンターでは、お酒の提供もあります。 昼の公演ではそこまでではありませんが、夜の公演では、華やかにドレスアップした大人達が、お酒を嗜む社交場となっているようです。

もちろんお昼のショーでもドレスコードはあり、子供達もドレスを着たり、蝶ネクタイを締めたり、と雰囲気をも楽しんでいます。 我が家も下の子が3歳になったら、下の子も連れて家族で楽しみたいと思っています。



旅の思い出に、ドバイが誇る「ドバイ オペラ」で舞台芸術鑑賞を楽しんでみてください。

チケットは公式HPからの購入も可能です。

Dubai Opera  http://www.dubaiopera.com/