クルーズ船からしか見れない!
世界の絶景8スポットをご紹介

クルーズ旅行の魅力の1つに「船でしかアクセスできない絶景スポットに行くことが出来る」というものがあります。飛行機や鉄道などの交通機関が発達した現代でも空陸路からでは行けない場所はたくさんあり、クルーズ各社も船から眺める壮大な景色景観をテーマにしたコースを数多く販売しています。今回は個人的に訪れて「これは本当に良かった!!」と感じた世界のおすすめ絶景を紹介します。


瀬戸内海クルーズ

国内クルーズでも特に人気なのが瀬戸内海の船旅。瀬戸内海には700を超える小島が点在していて、時間を経るごと見るたびにその表情が変わるという風光明媚な景観と、迫力の瀬戸大橋・来島海峡大橋などをくぐる圧倒的なシーンが人気。


ノルウェーフィヨルド


ノルウェーにあるフィヨルドの中でも最大級のソグネ・フィヨルドは北欧クルーズのディスティネーションとして人気。数万年もの時間をかけて氷の重みで深く鋭く削り取られた渓谷を1日かけて遊覧します。両岸は1000mを超える崖に囲まれていてその景観には言葉を失います。


アラスカのハバード氷河


アラスカで最も長い海岸氷河のハバード氷河は10kmもの距離に渡って海岸に面していて観光スポットとしても有名。夏のクルーズシーズンはカナダ・アメリカ方面から数多くのクルーズシップが押し寄せてくる人気コースです。


パナマ運河


米国土木学会によって20世紀の10大プロジェクトを選ぶ「Moments of Millennium」にも選ばれた全長約80キロメートルにも渡る運河。難工事とマラリアの蔓延などにより10年もの歳月をかけて完成。水門を占めて水位を上げて船を26メートル上昇させる閘門式運河でその様子は船のデッキからも眺めることが出来ます。わざわざパナマ運河だけを通行するクルーズも発売されているくらいです。


スエズ運河


閘門式のパナマ運河に対して水路式をとっているのがスエズ運河。1859年の工事開始から10年かけて完成。砂漠のど真ん中をクルーズ船や巨大貨物船が列を成して航行している姿を見るととても不思議な感覚に陥ります。スエズ運河通過後はエジプトのポートサイド港に寄港してピラミッド観光へ行くというのがお決まりパターンです。


ハワイ カウアイ島


カウアイ島の北西部を約21kmにわたって続く海岸線。垂直に切り立った断崖が複雑に入り組む姿が美しく、カウアイの代表的な景観です。ジュラシック・パークやパイレーツ・オブ・カリビアン等の大ヒット映画が撮影された島ということで多くの人に知られるようになりました。


太平洋の星空


満点の星空とは正にこの事。太平洋のど真ん中では陸地のように市街地の光や大気中のチリがないので見渡す限り無数の星が輝いて見えます。本当に言葉では言い表せないくらいの美しさ。太平洋横断クルーズともなればこのような星空を数日間に渡って楽しむことが出来ます。


ニューヨークの入出港


ニューヨークに入港する客船は必ず自由の女神のあるリバティ島の側を通行するので、自由の女神をすぐ側に眺めながらの入港シーンを楽しむことが出来ます。また、夜の出航シーンも素晴らしいです。エンパイヤステートビルやクライスラービルをはじめ、マンハッタンの夜景全体を一望することが出来るのも船だけです。


他にも世界には船からしか見ることができない絶景スポットが数多く存在します。クルーズ選びに迷った時は寄港地で選ぶのではなく、「船から見る絶景を目的にする」といったいつもと違うアプローチで探してみると以外なコースが見つかるかもしれません。