シチリア半島の州都でもあるパレルモ。
イタリアで5番目に人口が多く、シチリア半島最大の都市。
　肥えた大地に、温暖な気候も持つため、その昔から多くの民族が交流していたとか。そのため、今でも多くの歴史的建造物が残っているんです。
　プレトリア広場(写真左)は、旧市街中心広場で、30体を超える彫刻が施された噴水が美しくそびえたちます。大理石製の噴水に、ルネッサンスの風を感じることができます。

　「地中海のヘソ」と呼ばれるマルタ共和国の首都ヴァレッタ。
街全体が世界遺産に指定されており、のんびりゆっくり街中を歩くだけでもドキドキワクワク。まるで、中世ヨーロッパ時代にタイムスリップした気分になること間違いなし。
　聖ヨハネ騎士団によって築かれた城塞は圧巻そのもの。
ヴァレッタの真ん中に聳え立つのが、聖ヨハネ大聖堂(写真左)。協会の中に入ると、黄金一色の彫刻に包まれ、大理石でできた床一面の騎士団員の墓碑にバロック式のなんとも繊細で息をのむほどの豪華な装飾が広がります。ヒールや露出が多い服装では入館できない場合もあるほどの神聖な場所となっています。
　アッパー・バラッカ・ガーデンは何とも見晴らしの良い公園となっており、正午を知らせる大砲が鳴り響きます。その他にも、16世紀の貴族の暮らしがそのまま残されているカーサ・ロッカ・ピッコラや、ヴィクトリア門にリパブリック広場と、街を歩けば様々な歴史的建造物に出会える、地中海の中世・ヴァレッタ。