世界一幸福な国!コスタリカ
船で行く世界の国々



船で廻る、世界の国々:コスタリカ

今回は、前回のキューバの国と近い、地球幸福度数1位を3回連続獲得している
コスタリカの魅力についてご紹介します。

経済的には、決して豊かとはいえない国・コスタリカ。
しかし、そこには、政府主導の環境政策と平和を愛する国民性、
豊かな自然と共存できる幸せに満ちた人々の暮らしがありました。

太平洋とカリブ海に挟まれた、日本の四国と九州を合わせたほどの小さな国。
その、国土の4分の1が国立公園・自然保護区で構成されており、自然を利用したエコツーリズムが盛んなんです。



【モンテベルデ自然保護区】

大自然の保護区。その数は約400種類といわれ、まさに「生命の楽園」ですね。

「世界一美しい鳥」といわれている、ケツァールも確率的に高いこの保護区
幻の鳥とも言われており、見れたら幸せになれるとか。

見頃なのは、2月~4月ごろ。クルーズでも、中南米は1年中おすすめなので旅行の計画もしやすいですね。




【アレナル火山】
世界TOP10にも入る活火山。


なんと活火山のために、周りにはたくさんの温泉があるのです。
ゆっくりと火山を眺めながら温泉に入るのはいかがですか。なかなかない経験ですよね。
もちろん温泉の周りは、日本のようにのんびりとした風景ではなく
「ザ・ジャングル」です。





【コスタリカ国立劇場】
コスタリカは、軍隊を持たない国として有名。
平和いっぱいの国民性がありますし、それが出ているのが建築物にも。

「コスタリカで紛争が起きないのは、人々が国立劇場を壊したくないから」
という話があるくらい、国民から愛されている国立劇場。

それがこちら。

コスタリカには大統領公邸がないため、外交のおもてなしの際には
国立劇場が使われることもあるそうです。


【ロス・アンヘレス大聖堂】

コスタリカ最古の都市であり、サンホセに代わる前250年間、首都であった
カルタゴにあるロス・アンヘレス大聖堂。


ここにはコスタリカの守護聖母である「黒いマリア」が祀ってあります。


【リオ・セレステ滝】

フランスのある機関により、その年の「世界一美しい滝」に選ばれました。
このセレステ滝は、規模や高さなどではなく、
流れる水の美しさ、神秘性で世界一に選ばれました。









あいさつは「ピュアな人生」


1948年にコスタリカは、軍隊を廃止。1983年には「積極的永世非武装中立宣言」を発表しました。


平和教育や環境教育を行い、国民の意識の向上にも国全体で努めているのです。

そんなコスタリカの雰囲気を十分に表しているのが、コスタリカ独自の
「プーラ・ヴィダ」という言葉です。

直訳すると「ピュアな人生」という意味。
人によってこめる意味は様々ですが、『元気?』や『またね!」といったときにもこの言葉を使用します。

コスタリカにの人々は『どんなときでも、どんな状況でも、今を幸せに生きていこう』という生きる上でのポジティブなメッセージでこの言葉発信しているんだとか。

ゆっくりと過ぎる時間をかみしめ、今あることの素晴らしさを大切にしている中南米らしい、素敵な言葉ですよね。


「プーラ・ヴィダ!」

世界一幸福数値が高い、コスタリカ。

クルーズ船で足を運んでみてはいかがですか。