外国船の日本発着クルーズ
メリット&デメリットと上手な乗り方
数年前から外国船による日本発着クルーズが始まり、手頃な旅行代金や参加しやすさを背景に大人気を博しています。
外国船にもかかわらず、言葉で困ることがないように日本人スタッフや日本語クルーを乗せ、日本語の船内新聞やメニューも準備されているので安心して参加することができるなどメリットがたくさん。
この記事では最近話題の日本発着クルーズのメリット・デメリット・客船の選び方やポイントをご紹介します。
日本発着クルーズってどんなもの?メッリト・デメリット
ここ数年「コスタネオロマンチカ」や「ダイヤモンドプリンセス」が期間を伸ばし通年で様々なバリエーションのコースを設定し大人気に。
MSCやノルウェージャンクルーズ・スタークルーズ・キュナードラインといった他社も単発で日本発着クルーズを行うようになり、日本のクルーズ人口の増加に貢献しています。
乗客は日本人だけでなく、日本を観光したい外国人もおり、クルーの大多数は外国人なので日本に居ながらにしてプチ海外旅行気分を味わうこともできます。
冒頭でも触れたように設定料金は1泊1万円台からとなっており、国内の主要港から乗船できるので気軽に参加できるというのが最大のメリットです。
逆にデメリットとして挙げられるのが、海外への寄港回数が少ないという点が挙げられます。
多くの日本発着コースが4日~7日程度で設定されているため、あまり遠くへ行けません。ほとんどの場合、釜山・済州島・台湾・ウラジオストックといった日本近郊の港になってしまうので寄港地のバリエーションが物足りないという感じは拭いきれません。
それから日本発着とは言え、外国籍の船になるので必ずパスポートが必要になるのも注意です。
客船やコースを選ぶときのポイント
多くのクルーズ船が日本発着を行っている中で、自分にピッタリのものを見つけるには船選びとコース選びの2つがポイントになってきます。
まずはカジャルクラス・プレミアムクラス等カテゴリーで分類することをおすすめします。
子連れ・家族旅行であればカジュアルクラス・夫婦でゆっくり落ち着いて過ごしたいという方はプレミアムクラスが良いかもしれません。クラスによって、船内施設・参加者の年齢層・雰囲気は結構違ってくるのでしっかりリサーチしたいところです。
ほかにも、花火クルーズ・人気の祭りクルーズ、春秋にラグジュアリークラス船が行う日本周遊クルーズ等テーマを絞ってみると面白いコースが沢山見つかります。
申し込み注意点
日本発着クルーズの申込みは直接クルーズ会社ではなく、代理店・旅行会社を介して申し込むことになります。
店舗やウェブサイトからも簡単に申し込めるようになっていますが、一つだけ気をつけていただきたいのが「パスポートの有効期限」です。
大抵「6ヶ月以上の有効期限が残っていること」が条件となっていることがあるので申し込み時に必ず確認してください。
料金もお手頃で様々な客船に日本から乗船・下船ができるようになりクルーズの参加障壁も大分下がりました。ぜひこの機会にクルーズに参加されてはいかがでしょうか。