高額請求に注意!?
船上で上手にインターネットサービスを利用するコツ

皆さん旅行中も肌身離さず携帯されているであろうスマートフォン。
クルーズ旅行でも当然持っていかれるかと思いますが、意図しないデータ通信で高額請求されたという声も聞きます。

この記事では船旅中の高額請求を防ぐ方法と上手なインターネットサービス利用のコツをお伝えします。



勝手につながる船舶専用ネットワークに注意

これ以外と知られていないのですが、多くのクルーズ船で海の上でも携帯電話を利用することが出来ます。

参考URL

ただ注意したいのが料金が信じられないほど高いという点です。

例えば、音声通話なら発信1分650円・着信890円、SMSなら送信180円・受信は無料、データ通信なら1KBあたり1.6円の料金となっています。

しかも一番怖いのが陸からの電波が届かない海上エリアに船が入ると勝手に船舶専用のネットワークを探して自動接続してしまうことです。海の上でも電波あるんだなんて思いながらネットを使っていると実は知らぬ間に船舶回線を利用していいて帰国後に莫大な請求が・・・なんてこともありえます。

このようなアクシデントを防ぐためにも、陸を離れたらスマホのモバイルデータ通信はオフにするように覚えておきましょう。



船上で上手にWi-Fiを利用しよう

いまでは各船会社ともに船上でインターネットが使えるように様々なプランを提供しています。

細かいプランは船会社によって異なってきますが、大きく分けて以下のようなプランが用意されています。

・SNSプラン(Twitter/Facebook/Instagramなど特定のSNSアプリだけが利用可能)
・容量無制限プラン(利用時間・データ容量共に制限なし)
・データプラン(1GB・3GBなどデータ上限が定められている)
・時間制(1分◯円、30分◯円など分単位で課金される)

洋上日が多いクルーズなら容量無制限プランでいつでも使い放題、寄港が多いクルーズならデータプラン・時間制利用で賢く節約、友人と連絡取ったり旅行中の写真をInstagramにアップするくらいなSNSプラン、などご自身のクルーズ行程とネット利用状況を考慮して最適なプランを探してみて下さい。

Wi-Fiをつなぐのは自分のスマホ・タブレット・PCでもいけますし、船に予め設置されているPCでも大丈夫です。船によっては部屋でWi-Fiが利用できることもありますし、逆にエリアが限定されていることもあります。

また海上でのインターネット接続には人工衛星データ通信用の電波を使っている関係もあり通信速度はそう早くありません。画像豊富なサイトやYouTube・動画配信サイトを閲覧するには厳しいことも。あくまでもメールの送受信やテキストベースのサイトを中心に閲覧するというのが一番かもしれません。



まとめ

他にも寄港地ターミナルで無料WiFiを利用する、カフェなどの公共Wi-Fiを利用するなどすれば旅行中の通信費を大きく抑えることができます。

ネット環境は船によって違ってくるので詳しくは各社HPをご参考下さい。