船旅の最高峰
一度は乗ってみたいラグジュアリークルーズシップ

クルーズ船を大まかにカテゴリー分けすると以下の3つに大別することができます

・カジュアルシップ
・プレミアムシップ
・ラグジュアリーシップ

カジュアルシップとプレミアムシップであれば日本発着クルーズが通年催行されていて誰でも簡単に乗船することができます。具体的にはコスタネオロマンチカ・ダイヤモンドプリンセス・MSCスプレンディダといった船がそれらにあります。

ラグジュアリーシップはメインターゲットを欧米の富裕層に絞っているということもあり、乗下船港が海外にある・言語の壁があるなど乗船するには少しハードルが高いというデメリットがありました。

しかしここ最近は複数のラグジュアリークルーズシップが日本発着クルーズを販売し始めており、なかなか乗船するチャンスがなかった船に乗ることが出来る機会も増えてきました。

この記事ではラグジュアリーシップの特徴と代表的な船を紹介します。



ラグジュアリーシップの特徴

ラグジュアリーシップの一番の特徴はサービス重視の為、乗客の数を意図的に増やさず小型船が多いということでしょう。

結果クルーレシオ(従業員とクルーの比率)が高く、細かいところまで行き届いた最高級のサービスを提供することができます。船の乗り降りやレストラン・ショーの入場に待たされることもないのでストレスフリー。

大型クルーズ船にあるような大規模なアトラクションはありませんが、一つ一つの設備・サービスは充実しており落ち着いた大人が船旅を楽しめるようになっています。船内での移動も少なく楽な為疲れることもありません。

また全客室スイート仕様やクルーズ期間中のアルコール(ワイン・シャンパン含む)飲み放題・チップ不要とオールインクルーシブで細かいところで気を使う必要もないという船がほとんどです。中には寄港地ツアーも込という船会社もあります。

また船が小さいので大型船が入港できない小さな寄港地に立ち寄ることが出来ます。



代表的なラグジュアリークルーズラインを紹介

現在全世界に大小合わせて300ほどのクルーズ船が展開されていると言われていますが、ラグジュアリー船に絞るとその数は一気に減ります。代表的なラグジュアリーラインをラインアップしてみます。

・リージェント セブンシーズクルーズ
・クリスタル クルーズ
・シルバー クルーズ
・シーボーン クルーズライン
・ポールゴーギャン クルーズ
・キュナードライン



今後の日本発着ラグジュアリークルーズを紹介

上で紹介したクルーズ船の中から今後日本発着クルーズを行うことを発表している船を紹介します。

●シルバーミューズ

2017年にデビューしたばかりシルバークルーズの最新船「シルバーミューズ」は2019年4月に2本、10月に1本、合計3本の日本一周クルーズを行います。

16年連続6つ星を獲得し続けるモナコに拠点を置く世界最高峰のシルバークルーズに乗船できるチャンスです。

10月に行われるクルーズは東京を発着とし、大阪・油津・長崎・釜山・広島・清水を巡る10日間コース。まだ空室ありです。


●キュナード・ライン

イギリス女王エリザベス2世が命名した豪華客船として有名なクイーン・エリザベス号。2018年に日本発着クルーズを行いましたが19年・20年も引き続き日本クルーズを行うことが決定しています。

19年分は発売開始後すぐに売り切れになりましたが、20年分はまだ空き室があるようです。春から初夏にかけて横浜発着の4コースを展開。

日程・料金ともに全コースバラバラなので詳細はキュナード・ライン公式サイトを参考にしてください。