豪華クルーズが1,000円の破格販売も
片道クルーズでお得な船旅へ!

昨年某クルーズ代理店が3泊4日のクルーズを1,000円で販売したことが大きな話題となりました。また同時期にはあるクレジットカードの会員特典として数百人を同コースのクルーズ旅行無料招待したことも。

港湾税やチップは別途支払い必要とはいえ、1,000円という考えられない低価格料金や無料でクルーズに行けるなんて通常考えられないことです。

じつはこれ、片道クルーズを利用した格安クルーズだったのです。今回は破格の料金で乗船することができる片道クルーズについて紹介します。



年に数回しか催行されない片道クルーズが狙い目

冒頭で紹介したクルーズは2019年にMSCスプレンディダが行った横浜→上海片道クルーズでした。

もちろんクルーズ船内では、普通のクルーズと同じく「全食事」「エンターテイメント」「宿泊費」「移動費」すべて込みで追加料金はなくフルサービスを受けることもできました。

通常料金は1泊1万円~2万円もするクルーズですが、片道クルーズともなると一気に料金が下がるんです。

これはリポジショニングクルーズと言って、クルーズ船の配置エリアを変更する際に設定されるちょっとレアなコースで年に数回行われるくらいです。

具体的な例を上げると日本発着クルーズを行っていた船が、シーズンを終えて中国等別エリアへ船を移動させるときに発売されることがあります。

船会社的には空室の状態で船を動かすよりも、料金を下げてでもお客さんに乗って貰えれれば人件費や燃料などの固定費をカバーできるという思惑があります。

片道クルーズなので行き(または帰り)の航空券を別途手配する必要があったりと出費は必要になりますが、LCCを利用すれば安くチケットも手に入りますしやはり通常料金で申し込むよりは大幅にお得と、船会社・乗客ともにWIN-WINに収まるわけですね。



2020年も格安片道クルーズが販売中

そんな片道クルーズですが、実は2020年は片道クルーズが数多く発売されます。来年はオリンピックイヤーということもあり、世界中から注目を集めている日本。

そんななか多くのクルーズ会社が日本発着クルーズを行うために船を移動させて来るのです。

具体的に船名を上げると

・MSCベリッシマ
・セレブリティミレニアム
・コスタセレーナ
・クイーンエリザベス
・ノルウェージャンスピリット
・サンプリンセス

などが上げられます。

これらの船名で実際に検索してみるとわかりますが、遠くはアメリカから太平洋を横断してくる長めの片道クルーズや日本中国間を移動する4日間の短い片道クルーズといろいろあります。

基本的にクルーズ期間が長くなるほど料金も上がるので、ちょっと安く抑えたいという方はMSCベリッシマで行く日本中国3泊4日の片道クルーズがおすすめ。

2019年の3月にデビューしたばかりの最新船で17万トンクラスと話題の船ですが、2020年に3月の片道クルーズを行います。最安値は11,000円からとなっておりすでに販売も開始しています。

片道クルーズは単価の安い商品なので代理店も積極的に販売PRしていませんが、クルーズ通なら誰もが知る人気商品です。

興味のある方はぜひ一度旅行会社に問い合わせてみてください。