第28回クルーズシップ・オブ・ザ・イヤー発表

今年で28回目を迎える「クルーズシップ・オブ・ザ・イヤー」が発表されました。

毎年1回開かれるクルーズイベントで投票形式で決まるランキングです。

クルーズ船部門・港部門・フェリー部門等、全8部門でのランク付けがされるのですが今回は特にクルーズに関連したランキングを紹介したいと思います。

是非次回のクルーズ検討の参考にしていただければと思います。



日本船部門

1位 飛鳥2  197票
2位 にっぽん丸 172票
3位 ぱしふぃっくびいなす 130票



外国船部門

1位 ダイヤモンドプリンセス 103票
2位 クイーンエリザベス号 91票
3位 クイーンメアリー 48票
4位 セレブリティ・ミレニアム 42票
5位 コスタネオロマンチカ 38票
6位 MSCベリッシマ 23票
7位 シンフォニー・オブ・ザ・シーズ 21票
8位 クイーンヴィクトリア 17票
9位 クリスタルセレニティ 15票
10位 ディズニー・ドリーム 10票



外国船社部門

1位 プリンセス・クルーズ 108票
2位 キュナード・ライン 94票
3位 コスタクルーズ 72票
4位 ロイヤル・カリビアン・インターナショナル 65票
5位 ホーランド・アメリカ・ライン 35票
6位 MSCクルーズ 32票
7位 ディズニー・クルーズライン 27票
8位 カーニバル・クルーズ・ライン 16票
9位 クリスタル・クルーズ 15票
10位 シルバーシー・クルーズ 12票



総合部門

1位 飛鳥2 110票
2位 にっぽん丸 101票
3位 ダイヤモンドプリンセス 94票
4位 クイーンエリザベス 69票
5位 ぱしふぃっくびいなす 46票
6位 クイーンメアリー2 36票
7位 セレブリティ・ミレニアム 27票
8位 コスタネオロマンチカ 20票
9位 シンフォニー・オブ・ザ・シーズ 18票
10位 MSCベリッシマ 10票


日本船部門を含め、総合部門でも1位を獲得した飛鳥2。
日本最高の豪華客船で、28年連続となる不動の1位に輝きました。

そして1位との差が9票と健闘したのがにっぽん丸。飛鳥2の半分のサイズという特徴を逆に生かした航路設定や食事の評価が更に高まった格好になりました。

ダイヤモンドプリンセスは外国船部門で6年連続1位となり、日本発着外国船クルーズの代表格となりました。
2位・3位に食い込んできたのがキュナードラインのクイーンエリザベスとクイーンメアリーの2船。
かつては憧れの客船でしたが、近年は日本発着クルーズを行っていることもあって身近な存在になってきました。

そして注目すべきなのが、ジャパネットが毎年行っているMSCのチャータークルーズ。
2019年はMSCスプレンディダ、2020年はデビューしたばかりの最新船MSCベリッシマで貸し切りクルーズを提供。
異業種からの参入でありながら、チャータークルーズとしては日本国内の旅行会社を抜く集客実績で業界に風穴を開けたかっこうになります。

こうやってそれぞれのランキング船や船会社を眺めていると一口に「クルーズ旅行」と言っても、船内施設・船内サービス各船違いますし、それぞれ違った特徴をもっています。

さらに毎年新造船が続々とデビューしていることもあって、クルーズ業界はますます多彩になっていくことでしょう。