コロナに負けない!
2021年日本発着クルーズは魅力的なコースが盛りだくさん

新型コロナウイルスの感染拡大影響を受けて世界中のクルーズ客船が運行停止の処置を強いられています。

日本でも次々とクルーズがキャンセルに。日本船籍・外国船籍含め春先まですべてのコースが催行中止となってしまいました。

2020年はオリンピックイヤーだったこともあって世界中からクルーズ船が来航する予定でしたがそれも全てなくなってしまいました。

とクルーズ業界暗い話ばかりですが、実は2021年はすでに数多くのクルーズが発表されているんです。

中には5年ぶりとなるロイヤルカリビアン日本発着クルーズやMSCベリッシマといった新造船も。来年こそは日本のクルーズ業界は盛り上がりそうです。



おなじみのコスタクルーズやプリンセス・クルーズ

ここ数年日本発着クルーズを行っているプリンセス・クルーズとコスタ・クルーズももちろん登場します。

来年からコスタクルーズはコスタメディタラニアを投入。今まで日本に配船されていたコスタネオロマンチカ(約5万トン)と比べて約1.5倍の8.5万トンと一回り大きくなり、収容人数も1,000人ほど増えます。

新たに那覇発着・広島発着や小樽発着クルーズが追加となったり、ロシア航路を増やしたりと他社とは少し違った取り組みも。

全コースドリンパッケージ付きとしたりクルーズ料金無料の対象を13未満から18歳未満へと拡充したこともあって、人気を博すのも間違いないでしょう。

そしてプリンセス・クルーズは日本人向けサービスの充実で満足度・リピーター率も高いダイヤモンド・プリンセスで対抗。

全59コースと豊富なコース設定で日本周辺だけでなく、東南アジアまで足を伸ばすロングクルーズも発表となっています。



5年ぶりとなるロイヤルカリビアン日本発着クルーズ

そして注目したいのが4月に2本の催行が予定されているクアンタム・オブ・ザ・シーズによる11日間日本一周クルーズ。

実に5年ぶりとなるロイヤル・カリビアン・インターナショナルによる日本発着コースとなります。アジアでもシンガポールや上海など海外からでしか乗船することができなかった同社のクルーズ、しかも約17万トンの大きさを誇る最新鋭の客船に乗れる貴重なチャンスです。

気になるクルーズ料金は最安値の内側客室が$800を切っていて、かなりお得な内容となっています。11日間の日程調整ができるのあれば是非乗ってみたい船ではあります。



今年中止のクルーズ船もリベンジ

2020年4月から6月に日本発着クルーズを行う予定だったセレブリティ・ミレニアム、MSCベリッシマ、クイーン・エリザベスといった客船達も来年リベンジを果たすために再び日本を訪れます。

また1年延期となり2021年にオリンピック開催も発表となり、そのタイミングに合わせて他のクルーズ船が日本に来る可能性も大きいと考えられます。

まだまだコロナウイルス騒動が落ち着くまで時間がかかりそうですが、一旦収束となると一気に各社新クルーズが発表になるでしょう。

クルーズ業界今は耐える時期ですが、事態が沈静化すればきっとまたその盛り上がりを取り戻すはずです。