【連載】在住ライターがオススメするドバイ最新情報vol.01
「ドバイのありのまま」


はじめまして。 

寄港地ドバイにすっかり魅了されている、ドバイ在住2年目の日本人です。
ドバイでの日常生活を通し「ドバイのありのまま」をこれからご紹介できればと思います。住む前よりも!1年目よりも!!益々ドバイが好きになっています。

どうぞ宜しくお願いします。


第一回目は、
「抱いていたイメージと違った!ドバイ」をお伝えしたいと思います。





灼熱!湿度100%! なのに、意外と汗はかかない

真夏の暑さは噂通り。50度近くまで上がります。そして、湿度も約100%とまさにサウナ状態。室外へ出た瞬間、サングラスが湿気で曇り視界不良なんて事もしばしば。このような環境で生活できるのか、と当初は不安になりました。しかし、意外と快適に(東京生活以上に快適に?!)夏を過ごせる事が判明。しかも、真夏でも日常生活において汗はあまりかきません。

車社会ドバイ。主な移動手段は車です。暑さが厳しいので、外歩きをしている人はほとんどいません。24時間冷房を効かせている自宅から、車移動。

そして、目的地である商業施設やオフィス、学校も勿論24時間冷房が効いているので(時には寒いほど)真夏でさえ暑さをほぼ感じる事なく過ごせます。 ドバイはタクシー料金が日本より断然安いので、移動手段はタクシーがお勧めです。





やっぱり総じて物価は高い…けれど安いものもある?



ドバイは高い!というイメージ。実際にこの地で生活してると、「やっぱりドバイは高いな」と思う事がしばしばあります。野菜や果物の多くは輸入に頼らなくてはならず、驚くような価格の場合もあります。一方で、とても安く手に入る物もあります。
以下、日本と比較し安い物と高い物の一例(スーパーマーケット編)を挙げてみます。



日本と比べて安い物

・現地の水500mlペットボトル (1AED≒31円)

・食パン1斤(5AED≒155円)

・牛乳1L(5.5AED≒170.5円) 



日本と比べて高い物

・プチトマト1パック(20AED≒620円)

・いちご1パック(34AED≒1,054円)

・サーモン2切230g(37.75AED≒1,170.25円)

・トイレットペーパー10ロール(21.25AED≒658.75円) などなど




イスラム教の教えにより、生活に欠かせない水やパン等の価格は上げてはならないそうです。 このように安く買える物がある一方、日常生活において必要な他の物はほぼ高いと言って良いと思います。これに加え、驚くような家賃やこれまた驚きの額の学費のお支払があるので、「ドバイは高い」と言われているのだと思います。

日本人のみならず、他国出身の友人達も口をそろえ同じ事を言っています。






近未来都市。緑と花のある公園

砂漠、ゴージャスなビルがそびえ立つ近未来都市。

このようなイメージばかりで、緑や花の公園のイメージは一切持ち合わせていなかったのでドバイの公園の多さ、また緑や花の多さに驚きました。

さすがに夏季の日中には暑くて行けませんが、冬季はイベントも盛んで多くの人で賑わっています。この砂漠の地で緑と花を育てる、どれだけ大変な事かと思いますが、それらが私達に与えてくれる癒しも計り知れません。






ハイシーズン、ローシーズン、それぞれ良さがある

ハイシーズンは10月〜4月と言われています。中でも11月下旬〜3月上旬は平均気温が25度前後とベストシーズン。とても気持ちの良い季節で、屋外イベントも盛んです。

一方でローシーズンは5月〜9月。特に暑さのピーク7、8月は夏季休暇中ということもあり、ドバイ住人は各々の自国へ帰省したり長期で旅行へ出掛けたりするので、街は静かになります。ショッピングモールも他の商業施設も閑散としています。その為、ホテルやレジャー施設なども挙って特別価格を出すのでとてもお得です。前述の通り、真夏でも比較的快適に過ごせるので、お得に色々楽しみたいのであればこの時期がお薦めです。
また、イスラム教の断食月、ラマダンが毎年あります。(期間は約1か月間。今年は5月27日から始まるであろうと言われていますが、直前まで確定はしません)。この期間は街の様子もいつもとは変わります。また、いつも以上にイスラム教徒への配慮が必要となります。
個人的にはハイシーズンもローシーズンも、また神聖なラマダン期間中も、何れも違った楽しみがあり好きです。

それぞれの楽しみも追い追いご紹介できればと思います。