【連載】在住ライターがオススメするドバイ最新情報vol.02
「お楽しみ方色々なドバイモール」


この所珍しくお天気が崩れがちなドバイから、こんにちは。

ドバイは年間で雨が降るのはほんの数日だけ。 雨が降った翌日の合言葉は "Did you enjoy the weather?"  まさに恵みの雨!雨が降ると子供は勿論、大人まで喜んでしまう、そんな快晴率なのです。



さて、第二回目は
「お買い物だけではない!お楽しみ方色々ドバイモール」をお伝えしたいと思います。





ドバイは街全体が免税のお買い物天国!消費税がかかりません。 ですので旅行者の方々も面倒なタックスリファンドの手続きは一切必要ありません。
※2018年1月1日、アラブ首長国連邦はVAT(付加価値税)を導入しました。ほぼ全てのサービス・商品(医療・教育に関するサービスや商品は除外)に5%のVATがかかります。



そんなお買い物天国ドバイの中でも、商業施設部門集客数No.1を誇る世界最大級のモール、The Dubai Mall。 世界一高いビル、ブルジュ・ハリファに隣接し、広大な敷地の中に1,200もの店舗が入っています。


Galeries Lafayette や Bloomingdale’s といった有名デパート、200以上の飲食店、世界中のラグジュアリーブランドからカジュアルブランドまで、老若男女問わずあらゆる人のニーズに対応できるバリエーション豊富なショップ。 そしてアイススケートリンク、KidZania、水族館、Sega Republic(屋内エンターテイメント施設)、映画館と言った娯楽施設。 お買い物は勿論、それ以外でも充分楽しめるのです。

モールは朝10時オープン、平日は夜の11時まで(週末は12時まで)開いています。時間が早ければ早いほど空いており、ゆったりとお買い物を楽しめます。夜中の12時近くでも、子供を含む多くの人で賑わうドバイモール。深夜にこんなにも多くの人がモールに居るなんて… 日本では信じられない光景ですが、治安の良さを物語るとともに、日中暑い灼熱の地で生きる、昔ながらの術なのでしょう。









1店舗1店舗がまるでフラッグシップショップのような気合の入りよう

世界中の名立たるブランドが集結、満足の品揃、無税、そしてドバイ・中東限定品も。 これはもうお買い物好きの方には堪らない空間です。
ショッピングに関心は無いけれど…という方にも是非見て頂きたいのが各ショップロゴ。 大抵のショップロゴは英語とアラビア語が併記されており、そのアラビア語バージョンのデザインが何とも美しく、ショップロゴを見て回るだけでも楽しいのです。



(アラビックカリグラフィ―が何とも美しいChristian Louboutin)。

また、ショッピングを楽しみながらさりげなく(本当にさりげなく)注目して頂きたいのが、アバヤ(女性の体のラインを最大限に隠す事のできる民族衣装。黒が多い。イスラム教徒の女性が着用している)を纏った地元U.A.E.の女性の足元。頭から足までを覆っているアバヤから見え隠れするラグジュアリーなハイヒール。アバヤのシックな色と、このキラキラなハイヒールのコントラストが何とも素敵でついつい見てしまうのです。(※決して、凝視したり無断で写真を撮ったりしてはなりません)。 

全身を覆い隠しているアバヤ女子、アバヤマダムは、特に靴とバッグでお洒落を楽しんでいるようです。彼女達のニーズに応える為、世界中のラグジュアリーな靴ばかりを集めた"LEVEL SHOES"というお店まで!ここに来ると、Chanel, Dior, Louis Vuitton, Jimmy ChooやChristian Louboutin などなどの美しい靴を纏めて見る事ができます。兎にも角にもラインナップが煌びやか!ドバイモールの中でも特にキラキラ輝く空間ではないでしょうか。女性なら心躍る事間違い無し!靴に興味が無くても、是非入店しドバイを感じて頂きたい所です。



(アラビア語で"LEVEL SHOES"と書かれています)。



お買い物に疲れたら、ラグジュアリーブランドに囲まれたArmani Caffe にてお茶を頂くのも良いですね。







ギネスにも登録済!世界最大の水槽Dubai Aquarium & Under Water Zoo

この巨大水槽はモールの通路から誰でも眺められるようになっており、写真撮影お薦めスポットの1つ。水族館のスーパースター達が優雅に泳いでいる姿は一見の価値有りです。我が家の下の子(未就園児)は毎度この水槽に釘付けになります。 ちなみに、この世界一の水槽に使われている一枚板のアクリルパネル。日本製だそうです!

また、有料で水中動物園の入場、水中トンネル散策、餌付け、ガラスボトムのボートツアー、シュノーケリング、そして酸素タンクを背負ってのダイビング、とオプションも豊富です。







ドバイならではの体験もできる!KidZania Dubai

日本でも人気のある子供向け職業体験テーマパークが、ドバイモール内にあります。 日本は2部制、途中総入れ替えがあるかと思いますが、こちらは1部制(※1)。 朝の10時オープン後、夜10時まで(※2)12時間遊べます。また、日本と比べると格段に空いている為、ほぼ待ち時間無しで遊べます。 我が家の上の子(小学校低学年)も朝の10時から約10時間、お気に入りのブースへは何度も赴き、たっぷり楽しみました。


ここでドバイならではのブースを少し紹介したいと思います。
・Swiss Arabian Perfume
あちらこちらのモールで実店舗を見掛ける香水専門店。 こちらのブースでは様々な種類の香水をブレンドし、好みの香水を作れます。最後は小瓶に入れてお持ち帰り。我が家の上の子は3回体験し、1瓶ずつ夫と私へプレゼントしてくれました。何とも嬉しいサプライズプレゼントは勿体なくて使えず、大事に飾ってあります。

・Heritage Village
石油時代前のドバイの生活、様子、職業を再現した観光名所の1つ。こちらのブースは最近(2017月1月末)に出来た様で、真のU.A.E.文化を学べるのだそうです。ヘナ、陶器作り、真珠採り、アラビックカリグラフィ―(書道)、宝石作りなど、ロールプレイングを通して学べるようです。

・Al Jazeera

カタールのドーハに拠点を置くアラビア語と英語で報道しているテレビ局。こちらのブースも最近出来たばかりで、アナウンサー体験ができます。最後はその体験の様子を有料でDVDに落としてくれるのだとか。


下2つは我が家も未体験。 この2つを目当てに再訪せねばと考えているところです。

※1: 2017年2月時点の状況です。以前は2部制であった為、変更の可能性も有りますので、公式HPでもご確認をお願いします。 ※2: 木曜、金曜、土曜は夜11時まで。 イスラム教国家のU.A.E.は週末が金曜、土曜になります。





突如現る恐竜の化石


歩いていると突如現る長さ24.4メートルの恐竜の化石。レプリカと思いきや、何と本物! 2008年にアメリカのワイオミング州で発見され、2014年ヒューストンの博物館から遥々ドバイまで空路でやってきたようです。 近くまで寄って見上げる事ができ、こちらも子供が喜ぶスポットの1つです。








世界一の超高層ビルBurj Khalifa展望台への入り口もモールの中

言わずと知れた地上828メートルの世界一高いビル、ブルジュ・ハリファ。 ドバイのシンボル的存在です。このビルの展望台,その名も"At the Top" へのアクセスもこのドバイモールから。
展望台へのチケットは事前予約が断然お得です。



こちらも世界一!

世界一の噴水ショーThe Dubai Fountain


世界一のビル、そして世界最大級のモールに隣接する人工池で行われる圧巻の噴水ショー!吹き上げる水の高さは140メートルにもなり、迫力満点。ちなみに、こちらの池の水も日本技術によって浄化されているそうです。


このショーは1回3分程。 毎日午後1:00と午後1:30(金曜日のみ1:30と2:00)、そして夕方6:00~夜11:00は30分毎に上演されます。幾つかのテーマ音楽に合わせたショーは数種類あるので、その都度楽しめます。 

ショーの観覧できるレストランやカフェでお茶やお食事を楽しみながら観るも良し、勿論池の脇で観るも良し、前述のブルジュ・ハリファの展望台から観るも良し、そして専用のボートに乗り込み池の上から観るも良し。 色々な角度から楽しめます。







ドバイモールの楽しみ方は人それぞれ!

是非ドバイモールで世界一を感じてみてください。


・The Dubai Mall (https://thedubaimall.com/)

・Dubai Aquarium and Underwater Zoo (http://www.thedubaiaquarium.com/en/Default.aspx)


・KidZania Dubai (http://www.kidzania.ae/en/default.aspx)

・At the Top, Burj Khalifa (https://tickets.atthetop.ae/atthetop/)