【連載】在住ライターがオススメするドバイ最新情報vol.07「アラビック食器」

真夏へ向け徐々に湿度も高くなってきたドバイから、こんにちは。


ここ数日、朝窓の外を見ると、街全体が雲で覆われ、真白です。 我が家は20階なので、まさに雲の中ですが、50階に住んでいる友人は、雲を下に見て、その上に浮かぶ天空の都市ドバイを見ているだとか。 Dubai, cloud, scape で検索をかけると、その幻想的な写真が幾つも出てきますので、是非検索してみてくださいね。


さて、第7回は
「在住日本人に人気。アラビックカリグラフィーが美しいアラビック食器」についてお伝えします。





ドバイ在住日本人なら、きっと誰もが知る、"Kudu Arts" 美しいアラビック食器を扱うお店です。

Wafi Mallに併設されている Khan Murjan Souq (Souq=市場) の中にあるこちらのお店。 かつては「中東のパリ」と呼ばれ、1975年の内戦勃発までは、経済・観光・交通ともに中東の要であった、レバノンのベイルート発祥のお店です。


余談ですが、私の周りのレバノン人の友人は、皆お洒落で驚く程の美女ばかり。 ディズニーキャラクターの、プリンセス・ジャスミン実写版と言ったところでしょうか。 それもそのはず、レバノンは中東の中でも特に美女が多い国、なのだそうです。





アラビックカリグラフィーが散りばめられたデザイン



さて、こちらの店内には、日本人好みの食器が所狭しと並べられており、中東を訪れた記念に1つは持ち帰りたくなります。

中でも、アラビア語が散りばめられたこのデザインが人気。 書かれている文字は特に意味があるわけではなく、アラビア語のabcが散りばめられているとの事です。

日本に帰るまでに、お気に入りのアラビックポットを1つ見付け、日本に持ち帰る、と決めている私には、このキラキラとした、当に中東を思わせるポットに釘付けになりました。

中央のスタンドは、アラビックコーヒーカップ用のスタンド。 アラビックコーヒーは小さめのカップで頂くのですが、このカップもまた素敵なのです。

アラビックポットは、UAEの1AEDコインのデザインに用いられるほど、アラブの人達にとっては大切な物のようです。

また、ホテルのロビーなどで、歓迎の意を込めて、このような専用のポットとカップでアラビックコーヒーが振る舞われます。 このコーヒー、正式には頂く際に作法があるのだとか。 作法については、勉強途中ではありますが、「不浄の手である左手ではカップを受け取らない」という事さえ頭に置いておけば、差し当たり問題は無さそうです。



こちらは、水差しとダストボックス。

水差しには赤ワインを入れたら、一層美しいのだろうな、ダストボックスにはゴミを入れるなんて勿体無いから、何を入れようかしら、などと妄想は止まりませんでした。





Souq(市場)は見るだけでも楽しい


こちらの店舗が入っている Khan Murjan Souq は歩いているだけでも楽しめるので、是非他のお店もお散歩がてら覗いてみてください。



アラビックカリグラフィーが何とも美しいこのお店も、とても興味深かったです。 自分の好きな言葉や名前でオーダーできたら、良い記念になりそうですよね。



こちらのスークに併設されているWafi Mall は、ステンドグラスや彫刻が何とも美しい、ピラミッド型をした、エジプトがテーマのショッピングモールです。


余談ですが、現在こちらのピラミッドの屋上庭園では、毎週日曜日 "Movies Under the Stars"として、無料の映画上映会が行われます。 何とも素敵なイベントですよね。

ドバイはこういったイベントがあちらこちらで頻繁に開かれており、それも魅力の1つです。 こういったイベントを知るのに、ドバイ政府観光局公式ホームページ内にある "Event Calendar" は、とても見やすくお勧めです。 私もこのホームページをよく覗いています。



ドバイ旅行の記念に、是非お気に入りのアラビック食器を見付けてください。 
自宅でのお茶の時間が、益々楽しくなるのではないでしょうか。




Kudu Arts https://www.kuduforarts.com/

Wafi Mall http://www.wafi.com/

ドバイ政府観光局Event Calendar https://www.visitdubai.com/en/events/upcoming-events#