コスタネオロマンチカ乗船記〜寄港地編

chapter3

福岡市内観光

福岡市博多港のクルーズ船寄港回数は3年連続で日本1位。特に海外船の寄港が多く人気の寄港地の一つです。

福岡市内の見どころは博多・天神エリアに集中しているので効率よく観光地を回ることができます。また名物とんこつラーメンやもつ鍋、中洲の屋台など食も充実しています。

また少し足を伸ばせば、太宰府天満宮や風流ある柳川のクルージングを楽しむことができます(こちらはオプショナルツアーの利用がおすすめ)。

博多港から市内まではタクシーで15分程度ですが、一時下船で観光される方と最終下船される方とでタクシー乗り場はかなりの列になります。
長蛇の列になるようであれば地元の路線バスで市内へ出かけたほうが早く安く進むのでおすすめです。

ということで、まずは路線バスで博多駅まで出かけました。博多駅まではバスでほんの10分程度です。

2011年に九州新幹線開通に伴って阪急百貨店等大型デパートや商業施設が開業しショッピングと食事だけならここで全部済ほどの充実ぶりです。

博多駅でお土産を探すなら駅内にある「みやげもん市場」をめざして下さい。博多の定番お土産はすべて揃っています。明太子といった生食品でも冷蔵配送してくれるので、お土産は自宅に全部送ってもらってあとで受け取るようにすると非常に楽です。

あと、福岡に来たら絶対に食べておきたいのが名物とんこつラーメンですよね。博多駅内には「博多めん街道」と呼ばれるめん専門店(10数店舗あります)がお店を構えているエリアがあります。博多駅という一等地にお店を出し続けているのでどの店を選んでも失敗することはないでしょう。有名所のお店も出店しているのでラーメンを食べたい方にはおすすめのスポットです。

ちょっと博多のお酒でも楽しみたいなという方には地下にある「駅から三百歩横丁」がおすすめ。博多一口餃子や明太子玉子焼きなど博多の定番メニューも楽しめます。

次に向かったのが「キャナルシティ博多」。博多駅からは徒歩15分のところにある商業施設です。建物自体がとてもユニークな作りになっていて歩いているだけでも楽しいです。
ちなみにここにも「ラーメンスタジアム」と呼ばれるラーメン専門店街があります。年に数回、数店舗が卒業していくという面白いシステムになっています。

キャナルシティを後にしたらぜひ訪れたいのがすぐ側にある中洲の屋台通りです。やはりここでもラーメンを中心とした食事が提供されるのですが、歩いているだけでも雰囲気ある場所です。
テレビでよく紹介されるエリアでもあり、一度は訪れてみたいところですね。

そしてその流れで天神まで歩いていきましょう。10分程度で到着です。こちらも福岡の商業中心地なのですが、どちらかというと博多駅はビジネス街・天神は若者向けといった分類になります。

今回は博多駅・キャナルシティ・天神という3つの有名エリアを回りましたが各所共に違った風景が広がっていて楽しめることができました。徒歩で回りましたが、地下鉄や100円周遊バスといった公共交通機関もかなり充実していて観光客にやさしい町のイメージでした。

見どころたくさんで食のバラエティも豊富な福岡。ぜひもう一度訪れたい寄港地でした。

コスタネオロマンチカ乗船記〜寄港地編
― 完 ―