クルーズ旅行記

アラスカクルーズ旅行記

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アラスカクルーズ旅行記

Chapter2

これが大人のヒーリング。リラックスして楽しむための設備色々

これが大人のヒーリング。リラックスして楽しむための設備色々 chapter2 イメージ1

乗船してまずは、お昼を食べに行きます。空港からまっすぐ来たのでおなかが空きました。この船には十種類ものレストランがあって、朝食は6か所で、ランチは5か所で、ディナーは7か所で食べられます。1週間のクルーズで、ぜんぶ回りきれるでしょうか?

乗船日のお昼の時間は、メインダイニングはオープンしていないので、まずは5階のビストロオンファイブをチェックしに行きます。パンケーキやクレープの専門レストランです。ひとり10ドルのカバーチャージが必要なので、いつも空いていて穴場なのです。私もお店のインテリアとメニューをチェックしただけ。いつか来ておすすめのクレープを頼もう!と思いつつ次に行きます。

シースルーのエレベーターで14階のリドデッキに上がります。ここにはビュッフェスタイルのオーシャンビュー・カフェと、マストグリルというハンバーガーやホットドックのコーナーがあります。12階のプールサイドの横にもアクアスパカフェがあって、ヘルシーなサラダやサンドイッチが食べられます。

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ビュッフェやカフェで食べるのは、アルコール飲料以外無料なので、あちこち見て回って、少しずつお皿に取ってもらい、食べ歩きます。お寿司もあるので和食が恋しくなることは無さそうです。
オーシャンビューカフェは、最後尾がオープンエアーで見晴らしがいいので、乗船した日にここで食べるのがおすすめです。だってこれからアラスカを北上して行くのですから、外で食べるには寒くなってしまうかもしれません。

さて、おなかも満たされたところで、お部屋に入れる時間(たいてい1時半くらい)になりました。ワクワクしながら部屋に向かいます。廊下のいたるところに船内案内図があって、迷わないようになっています。

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カードキーで部屋を開けると、キャー! ふかふかのベッドとソファの向こうにバルコニーがあって、キラキラ輝く海と島々が見えます。船に1400室もあるうちのひとつですから広いとは言えませんが、優しい色調のインテリアに心が和みます。ベッドもテーブルも角が丸くなっている特注品で、心身ともにリラックスできる作りになっているそうです。
大きなスーツケースに詰め込んで持ってきた荷物を、クローゼットや引き出しにぜんぶしまい、スーツケースを空にします。スーツケースをベッドの下に隠せば、もうここが自分のお部屋となります。そして船が部屋ごと、アラスカの海へと連れて行ってくれるのです。

バルコニーから海を眺めるのもそこそこに、船の中を見て回りましょう。避難訓練もあるので、ディナーまであまり時間がありません。

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まず見に行ったのは15階の芝生のデッキです。
なんとビックリ、この船の最上階の甲板には広々とした芝生のコートがあるのです。立ち入り禁止なんてヤボなことは言われません。お天気のいい日はここで寝転んだり、裸足で歩いたり、クリケットをしたりできます。

近くには本格的なガラス工房があって、ガラス専門の美術館から派遣されている職人さんたちが、高温に熱したガラスを自在に変形させて作品を作ります。作品作りは夜に行われることが多いですが、暗い中ガラスが光ってとてもきれいです。職人さんたちは数か月ごとの交代で船に乗っているんだとか。仕事でクルーズ船に乗れるとは、うらやましいですね!

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私が初日に必ずチェックするのは、プールやジャグジーです。クルーズ船のスイートルーム以外の部屋には、シャワーはありますがバスタブがありません。ですので甲板やスパエリアのジャグジーにお風呂代わりに入るのです。12階のスパエリアにあるソラリウムには、大人専用のインドアプールがあります。プールのサイドが少し浅くなっていて、バブルが勢いよく出ているので、マッサージ効果もあります。プールは湯温が高めで、がんばって泳ぐとのぼせるくらいです。泳いだり、ジャグジーに寝そべったりしていると、カラダも心もリフレッシュします。

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夕食の時間が迫ってきたので、着替えてメインダイニングに向かいます。日によってドレスコードが違い、初日はだいたいカジュアルですが、レストランの雰囲気に合うようにおしゃれしていった方が楽しめます。だって、セレブリティ・ソルスティスのメインダイニングは、真ん中にワインタワーがそびえたち、すてきな雰囲気なのですから。
テーブルに着くと渡される大きなメニューブックにびっしり料理が並んでいます。メインダイニングならどれをいくつ食べても無料です。デザートだって食べたいだけ頼めます。フルコースのディナーをゆっくり食べて、さていよいよショーに行きます。

セレブリティ・ソルスティスでは、メインシアターでミュージカルやアクロバットのショーが、ラウンジではクイズショーやダンスコンテストが、バーやロビーでは生バンドの演奏が楽しめます。
船のいたるところで音楽が聞こえ、誰かが踊っていて、皆が笑っています。ディスコでは王道のアメリカンロックがかかって、夜遅くまで、時には明け方まで盛り上がります。
若かった時を思い出して、明け方まで踊ってもいいのです。あの頃と違うのは、終電を気にしなくていいこと。部屋が同じ船内にあるのですからなんて便利でしょう。これがクルーズ船の一番いいところかもしれません。

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