クルーズ旅行記

オベーション・オブ・ザ・シーズ乗船記

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2016年4月生まれのピカピカの新造船
―オベーション・オブ・ザ・シーズ乗船記―

Chapter3

オベーション・オブ・ザ・シーズに乗るなら。
-乗船地と行きかた紹介

私はシンガポール発着でオベーション・オブ・ザ・シーズに乗りましたが、船は2016年の7月から10月までは北京(天津)を母港に九州に寄港するクルーズを繰り返し、11月は香港発着となります。そして12月からはオーストラリアのシドニーに母港を移し、2017年3月までニュージーランドやニューカレドニアをクルーズします。その後2017年の3月-4月は、シンガポール発着で3泊~5泊のショートクルーズを行います。
さて、どの時期に、どの港から乗りましょうか。

乗船地紹介1. シンガポール

私が乗ったのはシンガポール発着でマレーシアのポートケランに寄港する、木曜日から日曜日までの3泊4日のクルーズです。シンガポールまでは飛行機で約7時間。航空各社の便があって時間もいろいろ選べますし、夜発朝着の便に乗ればクルーズの前後にホテルに泊まる必要もありません。予算が気になるならLCCを使ってリーズナブルに往復することもできます。シンガポール発着のクルーズは、週末に気軽に行けるのでおすすめです。

シンガポール空港からクルーズ船が出る港までは、タクシーで30分くらいです。地下鉄でも行けますが、大きな荷物を持つクルーズ旅行の時は、タクシーが便利でしょう。タクシーに乗ったら船の名前とともに「クルーズポート」と言いましょう。大型船が2隻並んで停泊できる、アジア随一の港に連れて行ってくれます。正式な名前は「マリーナ・ベイ・クルーズセンター」です。

シンガポール発着のクルーズは、オベーション・オブ・ザ・シーズに限らず、姉妹船のマリナー・オブ・ザ・シーズやボイジャー・オブ・ザ・シーズなど、色々あってよりどりみどりです。しかも忙しいアジア人向けに、日程が短めのクルーズが多いのです。
1週間休むのは無理だけど、2-3日なら休暇が取れるという時は、シンガポール発着のクルーズを検討しましょう。
シンガポールの港からいろいろ出ているクルーズ船のツアーは>>こちらです

乗船地紹介2. 天津(北京)

この夏にオベーション・オブ・ザ・シーズに乗りたいのなら、天津まで行きましょう。オベーションは北京空港からシャトルバスで3時間ほどの天津を母港にして、日本に寄港するクルーズを繰り返します。コースは4泊5日や5泊6日が主体なので、連休をつなげて気軽に行くことができます。

北京までは飛行機で約4時間です。クルーズ客専用のシャトルバスは乗船日と下船日のみ運行されます。クルーズに行くことが決まったら、同時にシャトルバスの予約を船会社にしたほうがいいでしょう。

船が出る天津港に近いのは天津空港ですが、飛行機の本数はあまり多くありません。また、空港から港までの専用のシャトルバスの運行も無いので、中国での移動に慣れているかた以外は、北京空港経由をおすすめします。

天津の港から出港するオベーション・オブ・ザ・シーズのツアーは>>こちらです。

乗船地紹介3. シドニー

シドニーから発着するクルーズは、実はとってもおすすめです。日本が冬の時に真夏の南太平洋をクルーズできるからです。

日本からオーストラリアまでのフライトは、約9時間半です。行きも帰りも夜発朝着の便がたくさんあるので、クルーズの前後にホテルに泊まる必要がありません。しかも日本とオーストラリアは時差がほとんどありません。飛行機の中でぐっすり眠って目覚めればそこはシドニーで、クルーズの始まりです。初日から元気いっぱいでクルーズを楽しめますね。

シドニー港は空港から車で30分ほどの距離でとても近いです。船会社の運営するシャトルバスを予約しておいてもいいし、タクシーでも50AUドルほどで行くことができます。そして何より、シドニー発着のクルーズは、20世紀を代表する近代建築物であるオペラハウスや、美しいアーチを描いているハーバーブリッジを見ながら出港できるのです。

シドニー港から出港するオベーション・オブ・ザ・シーズのツアーは>>こちらです。
ニューカレドニアに行ったり、ニュージーランドに行ったり、コースもいろいろ選べます。

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