クルーズ旅行記

外国客船の日本発着クルーズ旅行記

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外国客船の日本発着クルーズ旅行記

Chapter2

世界でココだけでしか体験できない特別なクルーズ

外国客船の日本発着クルーズは、日本でしか体験できないユニークさも注目です。

外国客船の場合、船内に一歩踏み込めばそこは外国。基本の言語は英語で、船内でのお買い物やカジノ、有料飲食などの支払いなども外貨(米ドルやユーロ。船会社によって異なる)でお支払い。フロントスタッフはもちろん、日々顔を合わせる客室係やレストランのウェイターなども外国人なので、あいさつは「グッモーニン!」「ハロー (^^)/」です。これは、どの国のクルーズでも同様です。

世界でココだけでしか体験できない特別なクルーズ chapter2 イメージ1
客室係のクルーは外国人。
とてもフレンドリーなので心配は不要。
写真はロイヤル・カリビアン・インターナショナルの
「マリナー・オブ・ザ・シーズ」
コスタクルーズはエンターテイメントにもイタリアらしさ。
写真は「コスタ・ビクトリア」でのイメージ


けれども日本発着クルーズでは、毎日のスケジュールを案内する「船内新聞」やレストランのメニューなどは、日本人の利用者のために日本語バージョンを用意。日本人乗務員を多く乗船させて、サポートできるようにしています。

世界でココだけでしか体験できない特別なクルーズ chapter2 イメージ2
日本発着クルーズでは日本人スタッフもサポート。
写真はプリンセス・クルーズの「ダイヤモンド・プリンセス」

私が乗船したプリンセス・クルーズでは、船内のエンターテイメントを盛り上げる「クルーズダイレクター」(もちろん外国人!)が大活躍するのですが、日本発着クルーズには日本人ホストも乗船。クルーズダイレクターと一緒に毎晩のショーや、その日のクルーズのスケジュールと見どころを伝える毎朝の船内テレビに登場し、通訳をしながら日本人向けに“ユーモア”のアレンジもしています。

日本人向けのアレンジと言えば、食事の量も日本人サイズを意識して少なくしたり、朝食時に白飯とみそ汁を用意するクルーズ会社も多いんです。

船内イベントやショーでも日本や東洋を意識した企画が用意されていて、昨年のプリンセス・クルーズでの「筆絵教室」は印象的。外国人のクルーに筆ペンで竹林の描き方を習うとは!デモンストレーションでの筆の使い方も斬新で、日本人なのに「完敗!」の気分になりましたよ笑

世界でココだけでしか体験できない特別なクルーズ chapter2 イメージ3
外国船客船のなかで和式風呂があるのは、
プリンセス・クルーズの「ダイヤモンド・プリンセス」だけ

個人的には出入国時にパスポートに押されるスタンプ収集も楽しみの一つ。私は人生の多くを関東圏で過ごしているので、出入国時に日本で押されるのは「NARITA」「HANEDA」のスタンプがほとんど。

けれども日本発着クルーズなら、外国の寄港地に行く前の日本最終寄港地と外国から日本に入った最初の寄港地が出入国地になるので、「NAGASAKI」「HAKATA」「KUSHIRO」「HAKODATE」などの地方から、空港のない「YOKOHAMA」「OTARU」の地名まで、私にとってのレアスタンプが集まりました!

欲を言えば、日本のスタンプも丸や四角の形だけじゃなくて、もっとかわいいデザインにしてくれるといいのにと思うのです。寄港地の一つ、韓国の出入国スタンプは、クルーズでの入国には船のマーク、空路では飛行機のマークがついていてとってもかわいいんです! 些細なことかもしれませんが、外国客船の日本発着クルーズに乗れば、あなたにとっての「ココだけしかできない体験」を、たくさん発見することができますよ。

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