クルーズ旅行記

ハワイクルーズ旅行記

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ハワイクルーズ旅行記

Chapter2

アロハー!フリースタイルで気楽なハワイアンクルーズ

期待をいっぱいに船に乗り込むと、さっそくレイとハワイアンミュージックの歓迎を受けます。船の中央のロビーは色鮮やかできれいな吹き抜けになっていて、夢の世界に踏み込んだようです。クルーは色とりどりのアロハを着て、みんなニコニコ。いよいよハワイクルーズが始まるんだな、と気分盛り上がります。

乗船してまずは、この船の一番のおすすめの場所、アロハカフェに向かいましょう。11階の後方にあるビュッフェで、空調が効いた船内でも、その後方のオープンエアのスペースでも食事ができるのです。オープンエアのスペースは、航海中でも風が強くなくて快適です。初日は混んでいて席が取れなかったら、別の日にぜひまた行ってみてください。最後尾からハワイの海がパノラマビューで見え、航海中は船の後にずっと航跡が続きます。ハワイの海風に吹かれながら、どこまでも青い海と空と、流れる雲と航跡を見ながら食事ができるのです。気持ちがとっても大きくなります。

アロハカフェの味見が済んだら、船内のレストランを見て歩きましょう。プライド・オブ・アメリカは、フリースタイルのクルーズがコンセプトです。お食事は好きな時間に、13か所あるレストランのどこに行ってもいいのです。そのうち7か所が無料で、6か所が席料が必要な有料レストランです。これからたった7晩しかディナーが食べられないのですから、どこに行くか決めておくのは重要です。

人気なのはフレンチのレストランのジェファーソンズビストロや、シェフのパフォーマンスが楽しい鉄板焼きです。早めに予約を取ったほうがいいでしょう。毎晩7時と9時に始まるシアターでのショーの時間とぶつからないように、席を押さえましょう。

レストランのチェックが済むころには、お部屋の準備もできています。ワクワクしながらお部屋に行ってドアを開けると、うわー。お部屋のバルコニーの向こうに、ハワイの海が広がっています。

他のクルーズ船同様、プライド・オブ・アメリカにも、内側窓無し、海側窓あり、バルコニー付き、バルコニーにプライベートジャグジーのあるスイートルームなど、いろいろなタイプのお部屋があります。ハワイの海をクルーズするのですから、バルコニーが付いているお部屋がおすすめです。窓ありのお部屋の窓は開かないので、部屋に海の音と風を入れることができません。
もし予算が許すのならば、最後尾のパノラマビューのバルコニーのお部屋を。むずかしいなら最後尾のビューはアロハカフェで楽しんで、お部屋は左舷側に取りましょう。ナ・パリ・コーストの断崖絶壁の絶景を、目の前に見ることができます。

荷物をクローゼットや引き出しにしまい、スーツケースを空にします。スーツケースをベッドの下に隠せば、もうここが自分のお部屋となります。そして船が部屋ごと、ハワイの4つの島を巡る旅へと連れて行ってくれるのです。
初日は避難訓練もあったりして、あっという間に時間がたってしまいます。夕食の時間が迫ってきたら、着替えてメインダイニングに向かいましょう。
フリースタイルのクルーズができるプライド・オブ・アメリカですから、ディナーの時間も服装もフリースタイル。おなかが空いた時に、自分らしいおしゃれをして好きなレストランに行けばいいのです。ただし、フレンチレストランのジェファーソンズビストロと、メインダイニングのリバティーは例外です。きちんとした服装が求められ、ショートパンツやビーチサンダルでは行くことができません。

シアターでのショー以外にも、船内いたる所にあるバーやラウンジで、バンドが演奏し、歌手が歌っています。そして誰かがその音楽に合わせて踊っています。踊り疲れて夜中におなかが空いたら、6階のキャデラックダイナーに行きましょう。その名前の通り、アメ車の代表キャデラックがドカンと置いてあるダイナーです。50年代風の音楽がかかったキッチュなインテリアの店内で、24時間いつでもアメリカンスタイルの食事ができます。無料でお代わり自由です。

次ではハワイクルーズの主な寄港地の、見どころをご紹介しますね。

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