クルーズ旅行記

ハワイクルーズ旅行記

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ハワイクルーズ旅行記

chapter3

ハワイクルーズ、おすすめの時期と寄港地

ハワイにはっきりした四季は無いので、いつ行ってもハワイらしい海と空と風が楽しめます。ただしはっきりと混む時期があって、それは夏場と年末年始のみんなが休暇を取る時期です。この時期はクルーズの値段も上がります。ですので、リーズナブルにクルーズを楽しみたいのなら、それ以外の時期から選びましょう。つまり1月から6月や9月、
10月です。日本のゴールデンウィークの時期も、アメリカはお休みではないので、案外取りやすく穴場です。
プライド・オブ・アメリカのハワイクルーズは、毎週土曜日ホノルル発着です。

寄港地紹介1.カフルイからラハイナへ

ホノルルを出港した船はまず、マウイ島のカフルイに停泊します。カフルイは大きなふ頭のある商業都市ですが、ハイウェイとショッピングモールばかりで、正直言ってあまりハワイに来たという感じがしません。カフルイは交通の要所と考えて、ここからシャトルバスやレンタカーで島のあちこちに出かけましょう。船はここに一泊するので、2日間かけてゆっくりマウイ島が楽しめます。

必ず行きたいのは、かつてのハワイ王国の首都だったラハイナです。歴史を感じさせるノスタルジックな雰囲気のカフェやレストランが海岸沿いに並び、道の反対側にはブティックやギャラリーが軒を連ねています。波打ちぎわのカフェの2階から、海に落ちる夕日を眺めましょう。新婚さんもそうでない人も、誰もがロマンチックな気分になれます。なにせ、ここはハワイなのですから。

寄港地紹介2.ハワイ島のヒロとコナ

一番大きなハワイ島では、東側にあるヒロと西側にあるコナに1日ずつ寄港します。このふたつの寄港地は直線距離でほんの100kmほどなのに、お天気の違いに驚くと思います。コナはいつも晴れていて空気がカラッと乾き、ヒロはけっこう雨が多いのです。
これは島の真ん中に大きな山々が連なり、雲の流れをヒロ側で止めるからです。ヒロに行った時には、ザーッと降るにわか雨も楽しみましょう。
そんなハワイ島の名物は、やはり火山です。あの有名な活火山キラウエアは島のちょっと南側にあります。火山を見に行くツアーはヒロから行くのが便利です。ヘリコプターで空から火山に近づき、流れる赤い溶岩を見るものや、マウンテンバイクで山を下ってくるもの、ハイキングで山の自然を楽しむものなど色々あります。体力と予算に合わせて選びましょう。
コナでは色々なマリンスポーツが楽しめます。人気なのはカヤックやシュノーケリングです。もちろんダイビングもできます。

寄港地紹介3.ナウィリウィリ

ナウィリウィリという面白い名前の港にも船は停泊します。ハワイで4番目の大きさのカウアイ島にあり、手つかずの自然がすぐそこに迫ります。ここがハワイクルーズの最後の寄港地になるので、クルーズを惜しみながらハワイの大自然を楽しみましょう。ワイルドにカヤックを漕いで川をさかのぼったり、馬に乗って山道を散歩したりもできます。

寄港地での滞在時間は限られていますので、欲張ってあそこもここもと見て回り、出港時間に遅れることがないように気を付けてください。船は遅刻する人を待ってくれません。乗り遅れたら、自力で船を追いかけなくてはなりません。

次回は、
「その4. ハワイクルーズに行くなら---持って行くと便利な持ち物」
をお届けします。
2016年10月7日(金)更新予定

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